ユーカーパックとは
車の売却オークション代行の先駆け
ユーカーパックとは、車を所有する一般ユーザーが愛車を売りたいときに利用することができるオークション代行サービスです。
オークションで車を売るとなると「めんどくさそう」「トラブルになりそう」「安く車を売ってしまいそう」などのネガティブなイメージがあります。
そこで車の査定やオークション出品、売却後の名義変更などを代行してくれるプロが間に入ることでオークションを安全に利用することができます。
一般ユーザーがネットオークションに参加できるサービス
ユーカーパックのいいところは、ヤフーオークションなどのように個人と個人が直接に車の売買をすることがないことです。
ネットを使った車の個人売買の場合、適正な価格で売買ができなかったり、車を売ったあとでトラブルが発生することもよくあります。
それに対してユーカーパックでは、車を売りたい人と車を仕入れたい買取業者をマッチングさせてくれることで一般ユーザでも簡単に、かつ安全にオークションに参加することができます。
また、オークションに出品する際も個人情報は伏せたままで買い手と直接やり取りする必要もなく、車の査定や書類のことなどもすべてユーカーパックが代行してくれるのです。
ユーカーパックの仕組みは?
買い取り業者が参加するオークション代行サービス
ユーカーパックの仕組みを簡単に説明すると
・一般ユーザーが匿名で業者オークションに車を出品できる
・独自のネットワークシステムに8,000社の買取業者が参加
・出品者はスマホなどでオークションの様子を見ることができる
・参加業者に公開されるのは査定時に撮影された画像やデータのみ
・売買契約後の車の運搬や名義変更もすべて代行してくれる
個人と業者の仲介をしてくれるのが特徴
ユーカーパックは、買取業者が参加するオークションに一般ユーザーが自分の車を出品することを手伝ってくれるサービスです。
手伝ってくれるというよりは、ほとんどのことをやってくれるので、出品者がすることといえば、「いくら以上の入札額なら売ってもいいよ」という売り切り価格を相談して決めるだけです。
これまで、業者しか参加できない業者間専門のオークションはいくつもありますが、個人が業者オークションに参加できるというのがユーカーパックの画期的な仕組みといえます。
ユーカーパックが間に入ることで、知識がない一般ユーザーが安心して利用ができて、より高く車を売ることができます。
インターネットの普及が可能にした
ユーカーパックのようなサービスが可能になった理由は、「インターネットの利点を最大限に活用している」ということです。
ネットを利用することで得られるメリットは非常に大きく、これまでのアナログなやり取りだけで進めてきた買い取り業界の常識をくつがえすほどです。
・多数の(最大8000社)買取業者に同時にアプローチできる
・大規模なオークションなので相場より低い買取額にならない
・査定士が撮影した画像の精度が高く、遠方の業者でも参加できる
【POINT】とくに古い車や珍しい車種などは、地元の業者やディーラーに「値段が付きません」と言われても、ネットを使ったオークションでは驚くような入札額が入ることも珍しくないのです。
一括査定サイトとは対象的なサービス
一括査定のデメリットを解消
車の一括査定サイトは、ユーザーがそのサービスに申し込むと、加入している買取業者にユーザーが登録した情報が公開されます。
それぞれの業者が一斉にユーザーに対して電話でアプローチしてきます。
とくに、どの業者も欲しがるような人気車の場合は電話がひっきりなしにかかってきて、それぞれの業者が個別に査定をさせて欲しいと営業してきます。
はじめて一括査定サイトを利用したユーザーさんは、業者からの電話攻勢に驚くことでしょう。
一括査定サイトと対象的なサービスがユーカーパックで、電話でのやり取りが面倒だと考えている人たちから高い評価を得ています。
査定も一回、電話も一社のみ
一括査定サイトに対してユーカーパックは、ユーカーパックのスタッフだけで電話対応も査定も完了する仕組みになっています。
車をなるべく高く売りたいけど、業者との電話とか何度も査定に付き合わされたり、その場での営業トークはされたくない。
買取専門店で一回だけ車の査定をしてもらったけど、ホントにその提示された価格は高いのか安いのかわからなくて不安
これらのデメリットをうまく解消しているのが業者間オークション代行サービスのユーカーパックの仕組みの強みと言えます。
ユーカーパックを利用する流れ
①ネットで無料査定を申し込む
ユーカーパックの専用ページでスマホやパソコンを使って必要な情報を入力する
ユーカーパックのサポートセンターから電話またはSMSが入る
査定を受ける場所や時間などを打ち合わせる
②査定を受ける
自宅や提携する店舗で派遣された査定士が車の査定をする
査定士がオークション出品用の画像を撮影する
ユーカーパック本社よりオークション出品の案内の電話が入る
オークションに出品する日を決める
売り切り価格を決め約款の説明を受け承諾する
※売り切り価格とは、設定した価格まで入札額が入った時点で車の売却が決定する価格を言います。
【関連記事】ユーカーパックの売り切り価格とは?トラブルにならないの?
③オークション当日
スマホやパソコンから専用のマイページにログインし、オークションで入札された金額などの記録を確認する
入札金額が設定していた売り切り価格を超えている場合は車を売却することが決定する
売り切り価格に到達しなかった場合は次のオークションに出品するのかキャンセルするのかを決める
ユーカーパックのメリットとは
ユーカーパックを利用するメリットと簡単に言うと
・業者とのやり取りがないので時間を取られない
・愛車をかなり高く売ることができる
・スマホだけで完結できる手軽さ
以上の3点を挙げることができます。
これは、いままで車の一括査定サイトや買取専門店との買取価格交渉などの手間や時間を大幅に短縮できる画期的なサービスといえます。
買取店をなん店舗もまわりながら車を売ってきたり、買い取り業者からの営業の電話がひっきりなしにかかってくることも必要なくなり、忙しい人や交渉が苦手な人には大きなメリットになります。
買取業者とのやり取りが不要
個人情報が業者に漏れない
ユーカーパックを利用する場合、電話などのやり取りはユーカーパックのオペレーターだけで完了します。
そのため、一括査定サイトに申し込んだときのように、買取業者からの「ぜひウチに売ってください!」みたいな営業電話がかかってくることは一切ありません。
大事な個人情報である携帯電話の番号が複数の買取業者に漏れてしまうことは好ましいことではなく、同じようなやり取りを何度もする煩わしさもあります。
その点でもユーカーパック一社だけとのやり取りで車の査定から売却するときの書類などのすべてを済ますことができることは安心できる要素です。
愛車をかなり高く売ることができる
価格交渉が苦手な人には嬉しいサービス
ユーカーパックは最大で8,000社の買い取り業者が参加するオークションなので、その車を「ウチで買い取りたい」と思う業者が買取価格を入札していきます。
オークションの最大の利点は、参加する業者が競合することで買取価格を吊り上げてくれることにあり、最低な価格で売ってしまうということはありません。
車を安く売ってしまうことが多いのが、ディーラーに下取りに出してしまったり、一社の買取店の査定額をそのまま飲んで売ってしまうことです。
どんな業者もいい車をできるだけ安く買いたいと考えていますので、競合するライバルがいないと、相場を知らない一般ユーザーに対してあの手この手で安く買い取ろうとします。
とはいえ、愛車の相場を苦労して調べていきながら、買取業者と価格の交渉をすることはかなりの手間と時間がかかることになり、忙しい人は面倒に思ってしまいます。
「忙しい」「面倒だ」と愛車を売ることに時間や手間をかけられないことを買取業者はよく知っていますので、そこにつけ込むようなセールストークを言ってくるのです。
複数の業者にアプローチできるメリット
オークションの場合は、参加する業者が多いほど競争の原理が働いてくれるので、買取希望価格も自然に上がっていくことになり、知識が少ないユーザーをカモにすることができない仕組みです。
その点でもオークション形式は、交渉が苦手な人には業者に買い叩かれないための優れた仕組みだといえます。
スマホだけで完結できる手軽さ
申込みは24時間ネットでできる
ユーカーパックでのオークション代行を依頼するには、公式サイトに必要な情報を入力して送信するだけで、受付は24時間365日いつでも完了することができます。
必要な情報は以下の6つ
【査定したい車の情報】
①メーカー・車種
②年式
③走行距離
【申込み者の情報】
④氏名
⑤郵便番号
⑥電話番号
あとはオペレーターからの電話を待つだけですが、ユーカーパックからの最初の電話はあくまでも情報の確認や実際に査定をするための日程調整です。
そのため、一括査定サイトからの電話のようなしつこい勧誘電話ではなく、まるで整備工場で車検の受付をするような簡潔なやり取りです。
電話のやり取りも必要最低限
ユーカーパックに査定依頼をすると、専属のオペレーターから電話がかかってきますが、かなり事務的というか、必要な情報だけを聞いてくるだけです。
セールストークなどは一切ないので、聞かれたことに答えていけばいいので話をしていても疲れることもないでしょう。
まるで電話で出前を頼むような感じなので必要な情報(車検証)を手元に用意しておけば、淡々と申し込みが完了してしまいます。
オークションの様子もスマホで見れる
ユーカーパックでは自分の車に対して買取希望の価格が入札されていく様子を、専用サイトののマイページで見ることができます。
自分の車がどんな画像で出品されているのかが確認できるのは安心できますし、個人を特定できるようなものが映り込んでいないかもチェックしたいところです。
オークションに参加している業者には売り手であるあなたの個人情報はわからないようになっていて、「神奈川県 30代 男性」みたいな情報しか表示されません。
愛車の相場をリアルタイムで見ることができる
オークション自体はかなり短時間で行われますが、いくらぐらいの入札金額がついていったのかもあとで見ることができて、かなりリアルな相場価格も知ることができます。
落札する業者側には、あなたが設定した売り切り価格はわからないので、探りを入れながら入札をしてくるのですが、他の業者との競りになると入札額も上がり始めます。
入札額がジリジリと上がっていく様子を眺めていると、今の買取業者がいくらぐらいでその車を買いたいと思っているのかがわかってきます。
ここで知ることができた入札額は、もしも売り切り価格に届かなくて落札されなくても、地元の買取店に査定に出すときに役に立ちます。
ユーカーパックのデメリットは?
査定の時間がどうしても長くなる
査定&画像撮影は手間がかかる
ユーカーパックに査定を依頼すると自宅や提携工場や家電量販店で査定士と待ち合わせをして査定が開始されます。
査定は完全無料ですが、査定をしながら車の細部まで画像を撮影していく工程があるのでかなり時間がかかり、一時間ちかくかかる場合もあります。
オークションは画像が決め手
とはいえ、遠方の業者でも入札してくれる決め手こそが、パソコンのモニター越しに見ることができる画像が頼りなので欠かせない工程です。
撮影は、メーターパネルでの走行距離や内装の汚れやシートのヘタリなど、外装に関してはエクボ傷やへこみなど、車の価値に関係するような場所です。
また、Bピラー(ドアの閉まる柱の部分)の下側周辺に損傷が見られた場合は「修復歴あり」という業界のルールがあります。
そのため、修復歴になるかどうかの判断に関係しそうな部分の画像は念入りに撮影していきます。
■ポイント
ユーカーパックの査定時間の長さは適正な価格で売るために必要な情報です。より多くの買取業者に「この車、欲しい」と思ってもらえるためのものなのです。
売り切り価格で売却が決定する
「この価格で売ります」という確約が必要
オークションという特性上、「いくらなら売ります」という売却が決定する金額を決める必要があります。
入札額の上限はないのでどうしてもほしい業者がいれば強気で高い入札をしてくることもありますが、持ち主が「やっぱり売りません」と言い出せばオークションが成り立たなくなります。
ユーカーパックではこの売却を決定する金額のことを「売り切り価格」と言い、売り切り価格以上の入札があったら必ず車を売却しなければなりません。
ちなみに、どうしても売りたくないと主張すれば違約金として10万円を支払うことになります。
価格交渉ができない
良くも悪くも接点がない
ユーカーパックはオークション形式で車の価格が決まる仕組みなので、愛車の買取額を交渉することはできません。
つまり、「あと2万円・・なんとか上げられませんか」みたいな微妙な買取額の交渉などはできません。
あくまでも参加した業者が入札した金額がその結果となります。
最高額で売ることは難しい
ユーカーパックに参加する全国の買取業者は、普段からいろんなオークション会場や直接の買い取り査定もやっている業者が多いです。
そのため、欲しい車についての相場にも詳しいことが多く、たとえ状態がいい車でも相場よりも大きく上回るような入札をすることは少ないです。
例えば、全国のオークション会場で80万円前後で落札されている車があるとします。
これくらいの価格だと、一般人が買取専門店に直接に車を持ち込んで査定を依頼すれば、45万円から55万円くらいの買取査定をしてくると思います。
ユーカーパックにこの車を出品した場合、75万円くらいまでの入札は入る可能性が高く、80万円を超えることは難しくなるかもしれません。
もちろん時期や相場によっては80万円を超えることもありますが、中古車市場の事情だけでなく、災害や海外からの特需なども関係しています。
大手の買取店は参加していない・・?
ユーカーパックのデメリットとして、ビッグモーターやアップル、カーセブン、カーチス、ガリバーなどのテレビCMを打つような大手は参加していないようです。
なぜなら、自社で集客して直接ユーザーから買い取るだけの資本力があるので、オークションに参加するメリットが少ないからです。
大手の買取店の強みは、買い取りした車をそのまま自社のネットワークの中で車を再販することができることで、多少は高く買ってしまった車でも利益を出すことができることです。
ただし、高い買取額を大手の買取店から引き出すには、自分の車の相場をしっかりと把握していて、なおかつ買取店の営業マンとの価格交渉に勝たなければなりません。
【関連記事】大手買取店とうまく価格交渉をするためにやるべきこととは?
まとめ
ユーカーパックのメリットとデメリット
ユーカーパックはこれまでの車の買い取り業界で問題視されてきたことを解決したサービスです。
買い取り業界のよくあるトラブル
・複数の業者からの営業電話
・査定直後の居座り営業
・根拠のない高価買取りを主張
・複数の買取店を回るわずらわしさ
・個人情報が多数の業者に漏れる
ユーカーパックは、これらのユーザーにとってのマイナスな部分をなくし、全国の買い取り相場に基づいた適正な入札額で落札されることが大きなメリットです。
デメリットもある
ユーカーパックにもデメリットがあります。
・ユーザーが直接に買い取り価格を交渉することができない
・売り切り価格以上の落札額が入れば車を売ることが決定する
・その場で現金化するようなスピード感に欠ける
ユーカーパックの利用がオススメな人はどんな人?
時間がない人
お仕事などで買取店を回る時間がない人にはユーカーパックはおすすめです。
一度の査定だけで全国の業者に入札をしてもらえるメリットは大きいです。
引っ越しでバタバタしている人
引っ越しで車を手放すことが決まった場合、引っ越しの手続きや準備で手が回らない状態では車の処分に割く時間がありません。
急いで車を売ろうとすれば、買取業者に足元を見られ、かなり安い価格しか提示されないケースが非常に多いです。
ユーカーパックなら24時間いつでもネットで申し込みができて、オークションでの入札もスマホなどで確認でき、承認も電話でできてしまいます。
価格交渉が苦手な人
プロの買取業者に対して、車の相場を知った上で粘り強い買取価格の交渉をすれば、愛車を少しでも高く売ることができます。
ですが、ポーカーのように相手の手の内を探りながらの価格交渉にはメンタルの強さが必要になります。
軽自動車やコンパクトカーにはオススメ
新車の価格が100万円台の車で、なおかつ年式も5年以上経過したような軽自動車やコンパクトカーなら、どこで売却しても似たような価格に落ち着くことが多いです。
数万円の買取額の上乗せのために買取店を回ったり複数の電話でのやり取りは時間がかかるばかりで得られる金額も少なめです。
こんな場合なら、まるっと任せておけるような車の売却方法が、結果的には時間もお金も節約できるでしょう。
低年式車や過走行車
10年10万キロ以上の低年式車や過走行車の場合、買取専門店に車を持ち込んでも「まぁ・・1万円ですね」という感じで査定すらしてもらえないこともあります。
ですが、中にはかなりの買取額がつくような車もあり、よほど相場に詳しくないとわからないケースが多いです。
ユーカーパックのような全国の買取業者にアプローチできる場合だと、海外に輸出するような業者やマニアックな車を収集しているコレクターからの需要も見つけ出すことができます。
ただし、ユーカーパックからは「その車種では出品はおすすめできませんが、解体業者さんでも高く買ってくれる業者をご紹介します」となることもあります。
ユーカーパックがオススメではない人は?
内装や外装の状態が悪い車
室内がひどく汚れていたり、ボディに大きなキズやへこみがあるような車の場合は、オークションに出品しても入札すらされないことがあります。
事故車(修復歴あり車)
フレームに大きな損傷がある車や、事故をしたままで修理をしていない車に関してはオークションへの出品はかなり不利なのでおすすめできません。
また、公道を走るだけの保安基準を満たしていないような、ウィンカーレンズの割れ、フロントガラスの大きな割れなどもオークションには不向きです。
まずは無料の査定を申し込んでみよう
ユーカーパックの無料査定の申込みはスマートフォンやタブレット、パソコンから24時間いつでもすることができます。
車の価値は時間の経過とともに下がっていくことがほとんどなので、「売ってしまおうかな」と感じたならまずは相場を知ってみるといいでしょう。
ユーカーパックへの査定申し込みには基本的な情報を入力するだけで完了し、次の画面に進むとあなたの愛車の相場価格を教えてくれます。
\無料で愛車の相場情報を知ろう!/
ユーカーパックの無料査定に申し込んで見る
【ユーカーパック公式サイト】https:
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